IT教育訓練パパの研究日誌

育児や、データサイエンス系のノウハウや記事、学生へのかかわりで得たこと等、感動したことを書いていきたいです。よろしくお願いいたします。

STM32で透過型フォトインタラプタの使い方

透過型フォトインタラプタをSTM32で利用しなければならなかったのですが
はまったことを記載していこうと思います。

この記事を読んでわかること

  • STM32CubeMXのアナログ‐デジタル変換(ADC)の設定方法
  • 透過型フォトインタラプタのLBT-131のチートシートの見方
  • 透過型フォトインタラプタのLBT-131の配線の際に気を付けること
補足

後日、職場の上司に聞いたら、抵抗とか厳密に計算しなくて、330Ωとか適当にすればよいんだと助言をいただいた。
ただ、故障とか壊れやすいものは、厳密に計算したほうがいいよとのことでした。

利用環境

項番 ソフト名やボード型番 バージョン 備考
1 Windows10 home 64bit
2 STM32CubeMX 6.4.0
3 μVIsion v5.36
4 STM32F401RE

STM32CubeMXの設定

ADCのために、STM32F401REのGPIOピンにADC設定が必要です。  まず、STM32CubeMX32のピン設定画面でPA0を右クリックする。

STM32CubeMX32のピン設定画面
 次に、PA0をADCとして利用するために、ADC1_IN0とする。
ピンをADCとして利用
 最後に、ADCの分解能を設定する。
ADC1_IN0のアナログデジタルの分解能

透過型フォトインタラプタのLBT-131のチートシートの見方

センサに利用時の条件で必要となる抵抗の値を求める。 チートシートから、最低限読み取る項目を、下図に示す。

チートシートから読み取る項目

IF,Ic,Vf,Vce(sat)を読み取り、自分が利用する電源(今回はF401REなので5V)を考える。 センサの回路図を、下図に示す。
LBT-131の回路図

ここから、IF,Ic,Vf,Vce(sat)を用いて、下の図のように、RD,RLを求める。
RDの求め方

RLの求め方

透過型フォトインタラプタのLBT-131の配線の際に気を付けること

チートシートの記載に紛らわしいところがあるので注意すること。
基本的に、センサに記載してある+部分にプラス側をつないであれば問題ない。
私は、チートシートの記載で+とーがこんがらがりました。
詳しくは、下記のリンクを参照としてください。

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